三峰翼介 a.k.a. soul-developer
TOP work profile column art mail

85.閉ざすでなく、無が欲しい
----------------------------------------------
死んだ人間に対して行う行動に、時に
それが本当に正しいことなのかと疑問を持つ。

もう、記憶の中にしか存在しないからか…。
もう命のない人の意思・想いは自分の中の
想像だけでしかないからなのか…。

捕らえ方は、生きてる人間にとってみれば
人の数だけ、存在するあやふやで答えのないもの。

もういない友達の本当の意思も、今となっては
どんだけ待ったところで、答えが出ることのないもの。

「それはエゴだろ?」と人の考えに対して思ったり、
「そうだね、きっとそれがアイツも喜ぶ選択だよ」と
同意することもあったり。

わかんなくなる。

もういない。

あの人もアイツも彼女も彼も…みんな。

死ぬことは生まれた以上、避けることはできないのに…
自然現象なのに…。悲しい気持ちが突然溢れ出す時がある。
割り切れよって言い聞かせても、無理なことがある。

抱えた記憶。生きてる限りは脳に刻まれたまま。
命が終わったら、どうせ無になっちまうのに。
無に出来るなら、楽なんだろうか。

閉ざすでなく、無が欲しい。 手に入らないから、きっと欲しい。

 


Copyright (C) soul-developer 2007, All rights Reserved.