82.この手で産んだ悲劇 |
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大事な仲間に、またも突然降り注いだ悪い知らせ。 自分の事じゃないのに、なんで、俺がこんなに動揺してんだろ。 何もしてやれない、歯痒さからなのか…。 それとも何もしてやれないと出した答えに疑問を持ってるんだろうか。 簡単な言葉になってしまったかもしれない。 なんて言っていいか、わからなくなるなんて、 そんな状況をいくつも経験してきていながら、 その先に、俺はまだいつまでたっても辿り着けない。 1つの命が、この世から存在を消したのは、まだ何日か前だろ…。 なんで、そんなに、続くんだょ。 俺は何をすればいい? 黙って見守るのが大人なんかな? でも、踏み入れない場所ぐらいはわかってんだけど。 悲劇は自分で作り出さない限り産まれない。 目の前の現実を悲劇だと受け入れることからそれは始まる。 きっと、俺は、自分で産んでしまったんだ。悲劇ってもんを。 直接的に自分に降り注いだものなんかじゃないくせに。 けどさ、これ以上、大事な仲間の悲しい顔は見たくねーんだよ。 なんで俺が泣けてくんのか、自分でもよくわかんねーよ。 今年亡くなっていった、人達。 なんでこんなにみんなして、いっぺんにいなくなんだよ。 強くいなきゃな。 俺らしくねぇ〜って言われちまうな。こんなんじゃ。 涙腺、緩んできてんのかな。 それとも、自分の産んだ悲劇に浸りたいほど、実は弱ってんのかな。 頼むよ。 悲しみは暫くいらねーから。 |