74.仮説の上で... |
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いつでもどんな時でも、今歩いてる道の一歩先は一本道なんかじゃねぇ。 複数に分かれているはずなんだ。 太いのも細いのも明るいのも暗いのも、たくさんある。 その次の踏み出す一歩はどの道を選ぶかな。 目をつむって、賭け事みたいに楽しむのもいい。 何時間も何日間も踏み出す一歩の方向を悩むのだっていい。 どっちにしろ、誰もがその一歩をいつかは踏み出す時が来る。 悩み、迷った奴も、すぐに進み出した奴も、 それが自己による選択だってことを背負う事には何も変わらない。 無難を正解とする奴もいる。 苦行を成長とする奴もいる。 たどり着く先はもしかしたら同じ地なのかもしれない。 天と地ほどに掛け離れるかもしれない。 全部が仮説だ。 生きるってのは、進むって事だ。 それは全てが仮説の上で成り立ってんだ。 旨いもんを見つけたら迷わずに食えばいい。 意識が方向を変えたなら躊躇せずに従えばいい。 我慢を最もらしく道徳的に扱うことによって、 良心はまた少しだけ満たされることぐらいもうわかってる。 仮説の上で生きること。 俺はそうやって生きていく。 先に逝ってしまった友達のためにも。 どこかゴールかも見えない道だからこそ。 そう、いつこの命が絶えるのかも見えないからこそ。 |