39.悲劇 |
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どこからか沸いてきた自分への攻撃に今更過去を悔やんだって仕方ないだろ?お前はお前の責任でこれまで歩んできた。してきた事全てはお前は責任を負えなくちゃならないんだよ。まさかの時に。自己防衛の力量が乏しくても周りの誰かが助けてくれるかもしれない。それでもいい。俺も仲間がピンチなら手を貸す。 追い詰められて右も左も見えなくなって、どこかにすがりたかったんだろ。不安を軽減したくて求めた助け。お前の悲鳴。俺には虚しくも見えたが、お前を見捨てるわけにもいかん。縁の交わった人間だ。自分の周りで起こる悲劇は出来れば見たくない。俺も。 裏の世界に追い詰められて八方塞の時は表に出ろ。お前の覚悟がどれほどのもんかは知らんが、俺から見るお前程度の覚悟なら表に出る事を薦める。裏で起こる事件は表じゃ成り立たない事が多い。追っ手も怯むぐらい国家権力でもいい、使ってとにかくコトをでかくしろ。お前がお前を守る最善の手は多分それだ。 質の悪いイタズラか、本当にヤバイかの判断は話を聞いただけの俺にはまだ不明確だ。質の悪いイタズラだったとしたら、それがわかった時点でお前が攻撃に回れ。特殊な世界に足を突っ込んだのは興味だけだったじゃ済まない。欲望のまま生きるにはそれなりのリスクは付き物だとわかってたはずだ。視野が狭いままどこにでも首を突っ込める現代社会の特性だ。 悲劇を見たくない。それだけだ。今願うのは。マジで。 |