10.変化の過程 |
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恋愛の歌に響かなくなった。結構前から。 嫌いになったわけでもないんだけど、最近好んで聴く音楽、PARTY TUNEは別モノとして、 哲学的要素が含まれていない限り響いてくるもんがないんだな。 簡単な哲学的要素でも構わないんだが、言いたい事がくだらんコトじゃないコト、 キレイごとでないこと、これが絶対条件。怒りの詩が響く。 幸せだね、不幸せだね、なんて歌の中で言われて、 それと自分を照らし合わせて共感を得るのは安い薬を処方してもらってるようなモノ。 昔からメッセージ色の強いものは好きだった。 自己主張を格好よくしてる人を尊敬した。 それが、音であったり、詩であったり、絵であったり、ダンスであったりと様々。 クリエイティブって言葉が流行り、その言葉の意を捉え違い、 一人歩きし、良きものを作り出せない奴が吐き出した低レベルな物質、物体が世に溢れた。 だが、それは同時に俺らそれぞれの見る目を養う試練ともなった。 先へ進むにはな、高い壁を越えなくちゃならないんだ。 初めの非常識はいつか常識となるかもしれない。今の常識を作ったのは先人の認識だったように。 現代人の認識で非常識が非常識でないなら、少しづつ変化していくのは当然だろう。 |